2023年8月26日に今年1月new openした愛媛県のだんだんPARKにてプログラミング教室を開催いたしました。
今回はKidsVenture初の四国地方での開催です!
開催地であるだんだんPARKとは、1階にネッツトヨタ愛媛のショールーム、カフェや300インチスクリーンも利用できるイベントホールがあり、2階にはGR Garage松山、3階にはボーネルンド監修のキッズスペースと様々な用途で、家族みんなで楽しむことができる施設となっております。
その中でも今回は1階にある開放感抜群のイベントホールにてプログラミング教室を開催いたしました。
当日は13名の子どもたちが参加してくれました!
ということで、今回も当日の様子をダイジェストにてご紹介したいと思います。
今回は講師、スタッフ総勢7名でお伺いさせていただきました。
カラフルなスタッフTシャツを着用し、全員気合い抜群でだんだんPARKへ向かいます。
イベントホールへ向かうと想像以上に大きなスクリーン、開放感のある天井、そして
だんだんPARKの名前通りの『だんだん』があり、素敵なイベントホールにスタッフ全員、
準備からワクワクしておりました。
イベントホールに到着後、子どもたちが来るまでワークショップの準備に取りかかります。
ワークショップの流れの最終確認を行い、ワークショップで使用するはんだごてや説明書などの配置、
スクリーンの見やすさも参加をする子どもたち目線でチェックを行います。
スタッフ席の準備ではどんなトラブルにも対応できるよう準備と確認を行っております。
受付開始時刻になり、参加する子どもたちがやってきました。
子どもたちは受付を済まし名札と作成するIchigoJamをもらい、自分の席へ向かいます。
全員の受付が完了しましたら、講師である松田先生の自己紹介からワークショップが始まります!
まだまだ緊張気味の子どもたちですが、手を挙げて発言する姿も見られました!
ワークショップの流れの説明が終わりましたら、いよいよはんだ付けを行います。
はんだの持ち方からはんだ付けの方法、後始末の方法までレクチャーを受けました。
失敗しても周りのスタッフが直すので、子どもたちには全力で取り組んでもらいます。
失敗しても大丈夫!!
IchigoJamの部品は細かいので、見つけやすいように袋から取り出します。
紛失しないように気を付けて!
周りのスタッフのサポートがあるので、初めてのはんだ付けでもスムーズに
取り組むことができました。
子どもたちの集中力と初めてのものに対する吸収力は凄まじいものでした。
「本当に初めて!?」とスタッフが驚いてしまうほど、上手にはんだ付けをしていました。
子どもたちが全力で取り組んでいる一方で、スタッフも全力でサポートをします。
「はんだが引っ付いてしまった!」「部品が斜めになってしまった!」「きれいにできなかった!」
そんなときはスタッフの力で元に戻します。
すべての部品のはんだ付けが完了したら、動作確認を行います。
モニターとキーボードを接続し、自分の作ったIchigoJamが作動するか、
この瞬間はいつでもドキドキです。
IchigoJamの動作確認が行えましたら、午前の部は終了です。
午後は自分で作ったIchigoJamを使ってゲームを作成して遊びます!
お昼休憩の後はプログラミングでゲームを作成します。
まずは「プログラミング言語」って何だろう、と考えました。
プログラミング言語と聞くと難しい印象を持つかもしれませんが、
人間が使う言語に例えてみることで想像がしやすくなりますね。
次にIchigoJamの計算能力についてみんなで考えます。
簡単な足し算や引き算、みんな1秒間に何問解けるかな?
「IchigoJamは何問解けると思う?」
松田先生からの質問に子どもたちの回答は10回、20回、30回…と
徐々に増えていきましたが・・・
答えはなんと50000000回!
これには子どもたちも保護者の方も驚きです。
プログラミング言語、IchigoJamの凄さについて学んだあとは、
実際にIchigoJamでプログラミングを行います。
LEDをつけたり、消したり、これにもプログラミングが必要なのですね。
「なぜか上手にできない」
そんな子どもたちの書いたプログラムを一緒に確認すると、1文字だけ
間違っていることがあります。
1文字間違うだけでもIchigoJamには伝わらないんだね!
プログラミング言語ならではの気づきとなりました。
プログラミングでは「+」や「?」といった記号も使用します。
普通にキーボードを押すだけでは入力できません。
スタッフがサポートをして、入力方法をレクチャーします。
一度学んだ子どもたちはその後別の記号が出てきても、教えてもらった
入力方法を活かし、自分の力で問題解決ができるようになっていました!
プログラミングに慣れてきたらいよいよゲームをプログラムします。
どんなゲームになるかな?
なんと!自分たちがプログラムしたゲームは「かわくだりゲーム」でした。
障害物をよけながら生きている時間を数値化してくれます。
「みてみて、1000までいったよ!」
子どもたちの楽しそうな笑い声が聞こえてきます。
プログラムの中の数字や記号を変えるだけで、ゲームの速さやキャラクター
を簡単に変えることができました。
自分流のゲームを作ることができ、とても楽しそうです!
最後に全員からの感想タイムです。
「なにが一番楽しかった?」「次はどんなことにチャレンジしてみたい?」
今日のワークショップを振り返り、松田先生からの質問に子どもたちが一人ずつ答えます。
子どもたちの回答の中で一番多かったのが「もっとゲームを作りたい!」でした。
やはり、普段遊んでいるゲームが自分の力で作ることができた、というのは
子どもたちの中で可能性を広げる経験となったのかもしれません。
以上で今回のレポートは終了です。
はじめは緊張気味だった子どもたちがワークショップが進むにつれ笑顔で取り組む姿がとても印象深く、
スタッフとして参加した私たちも自然と笑顔になる場面が多くありました。
多くの子どもたちがはんだごてに触れることも初めてでしたが、全員が最後まで自分の力でやり遂げる
ことができ、最後の感想でははんだ付けが一番楽しかったという声も聴くことができました!
プログラミングでも慣れないキーボードで苦労したところもありましたが、ワークショップ中に何度も
繰り返すことで最後には自分の力で、楽しみながら取り組んでいただけたかと思います。
子どもたちが今回の経験をきっかけに電子工作やプログラミングへ少しでも興味を持っていただけましたら幸いです。
ネッツトヨタ愛媛だんだんPARKのみなさま、参加者のみなさま、今回の開催に伴いご協力をいただきましてありがとうございます。
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